異素材や

多様な技法を

かけ合わせ、

ジュエリーの

新しい表現を提案。

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PEOPLE048
長谷川 銀星GINSHO HASEGAWA
芸術学部 芸術学科
デザイン領域
メタル&ジュエリーデザインコース

愛知県出身
Q

名古屋芸術大学を選んだ理由は?

金属工芸を専門的に学べるカリキュラムや設備が充実しているから。

父親がシルバーアクセサリーをこよなく愛していて、僕も小さい頃から憧れていました。 「自分が好きなものを、自分で作れるようになりたい」。 そんな想いから、高校はデザイン科へ進み、担任の先生から薦められて名芸に進学。 基礎造形をみっちり鍛えられること、金属工芸を専門的に学べること、設備が充実していること、そして丁寧に指導してもらえる点が魅力でした。

金属造形の基礎的な加工方法をひと通り習得し、今は異なる素材を組み合わせたり、さまざまな金属造形の技法を駆使して、ひとつのアートを生み出すミクストメディアに挑戦しています。

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Q

いま興味があることや、ハマッていることは?

ジュエリー製作の息抜きに、人物画を描くこと。

もともと絵を描くことは好きだったんですが、最近では製作のアイデアが煮詰まった時、視点を変えるために描くことが多いです。 得意なのは鉛筆を使った人物画。 写真のようにただ精密に描くだけでなく、コラージュで自己表現をしたり、ひとつのアート作品として完成させています。

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Q

将来の夢や目標はなんですか?

ジュエリー作家として、アート・クラフト界で生きていきたい。

ジュエリー作家として制作に携わりながら、自己表現の場としてアート作品を創造していきたいです。
現在、グループ展を開催したり、クリエイターが集まるマーケットやマルシェに出店したり、作家活動の足がかりをつくるために準備を始めているところ。 生涯をかけてアート・クラフト界で活躍することが目標です。

Q

尊敬しているアーティストはいますか?

彫金師のレナード・カムホート。
デザイン性がとても好み。

父親が好きなブランド「ロンワンズ」の前身となる「レナード・カムホート」を設立した彫金師です。 卓越した技術やデザイン性もさることながら、シルバーアクセサリーの既成概念を打ち破り、新しい様式を確立させたのがすごいと思います。

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Q

この大学をめざしている後輩にメッセージを!

大学入学前に、なるべくたくさんデッサンを描くのがおすすめ!

どんな進路へ進むとしても、大学に入る前になるべくデッサンや色彩構成、模刻などの基礎力を磨いておくことをおすすめします。 少しでも慣れておけば、入学後のスタートダッシュが早く切れる。 そのぶん、大学でしか吸収できない専門的な技術を、より多く身につけることができるからです。 4年間という貴重な時間をムダにしないために、独学でもいいから、自分でできる範囲で勉強してみてください!