人とアートを

つなげる、

自分なりの

アプローチ方法を

模索中。

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PEOPLE033
加藤 あんAN KATO
芸術学部 芸術学科
芸術教養領域
リベラルアーツコース

愛知県出身
Q

名古屋芸術大学を選んだ理由は?

芸術学を学び、学芸員の資格を
取得したかったから。

高校の頃から、美術や芸術を裏方から支える仕事に就きたいと思っていました。 当時は学芸員を切望していたので、学芸員資格を取得できるリベラルアーツコースへ。

芸術に関するマーケティングから評論などの文章表現まで、アーティストやアートイベントを支える裏方の仕事に必要なスキルを磨いています。 同時に、ビジュアルやサウンドなどのクリエイティブな制作活動も体験。 作り手の気持ちを理解することは、将来の仕事に生かせると思っています。 アーティストと鑑賞者、どちらでもない中間地点に立ち、両者の刺激になるようなモノを手がけたいです。

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Q

いま興味があることや、ハマッていることは?

みずから展覧会を企画し、実現すること。

1年生の時、学芸員に興味があることを先生に話したら、「教室を使って展覧会をやってみたら?」と提案してくれて。 企画から作品の選定、会場設営まで、ゼロからつくり上げました。 現在も、私が企画した外部アーティストによる展覧会を開催中(写真背景)。※ 大学生のうちにたくさん経験を積みたいと思っています。
(※取材時。現在展覧会は終了しています。)

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Q

将来の夢や目標はなんですか?

人がアートやカルチャーにふれる瞬間を生み出したい。

学芸員をめざして入学しましたが、名芸で学ぶうち、もっといろいろな可能性があることに気がつきました。
私が特に惹きつけられるのは、人がアートやカルチャーにふれる瞬間。 どんな手法で、その瞬間を生み出すか。 いかに新しい視点から、人々に情報を発信するか。 自分なりのアプローチ方法を模索しているところです。

Q

尊敬しているアーティストはいますか?

「あいちトリエンナーレ」で出会った京都在住の友人。

「あいちトリエンナーレ」の芸術大学連携プロジェクトで出会った子で、私と同じくアートを支える職をめざしている友人。 私より100倍積極的で、パワフルで、存在感があって…一緒にいるだけで刺激を受けます。 同じ歳でありながら尊敬できる人です!

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Q

この大学をめざしている後輩にメッセージを!

「自分らしさ」を大切にしてください!

「自分らしさ=個性」を大切に、という意味ではありません(芸術大学で個性というと、どうしても強いニュアンスに聞こえてしまうのですが)。 自分が培ってきた経験や考え方こそが、「その人らしさ」につながると私は考えています。 だから、「らしさ」は日々進化していくものだと思うんです。 名芸は、その進化の通過点であり、「らしさ」を最大限に伸ばしてくれる場所。 受験の際も、入学してからも、「らしさ」を隠してしまうのではなく、素直に表現してください。