名古屋芸術大学を選んだ理由は?
中学の頃は美術の研究所へ通い、高校は情報科に進んでWebやCGプログラミング技術を中心に学びました。 アートやプログラミングの知識も生かしながら、さらにデザインのスキルを身につけたくて、メディアコミュニケーションデザインコース(以下MCD)に入学。 グラフィックやエディトリアル、Webなどのデザインに加え、写真、版画、映像といった多彩な表現方法を磨いています。
さまざまなアウトプットの方法を学ぶことで、ずいぶん視野が広がりました。 いま興味があるのは、さまざまな社会問題に対してデザインでアプローチすることです。 自分の足で情報を稼ぎ、裏付けのある企画やデザインを提案できるように努力しています。
いま興味があることや、ハマッていることは?
グリーンのお店でふと見かけたガジュマルが可愛くて、観葉植物に興味を持つように。 最近では、苔玉にシダを植え込んだ「シノブ」を育て始め、自宅の庭にあった梅を生けたりしています。 植物を育てるのは難しいけど、緑のある暮らしは楽しいです。
将来の夢や目標はなんですか?
将来はグラフィックからプロダクトまで、幅広い分野を横断的に手がけるデザイナーになりたい。 異なる分野をつなぐハブのような存在になることが目標です。 在学中から着目してきた環境問題や飢餓問題にも、デザインを通じて貢献したいです。
尊敬しているアーティストはいますか?
僕がグラフィックデザインに興味を持つきっかけになったのが、福田繁雄さんの作品でした。 亀井潤さんはバイオミメティックス・デザイナーとして知られる方で、技術開発とデザインの両軸から社会問題にアプローチしているところに注目しています。
この大学をめざしている後輩にメッセージを!
名芸のMCDは、分野にしばられず幅広いデザインを学べるコースです。 自分をアウトプットする機会が多いからこそ、自分の向き・不向きがわかるし、反対に自分が何をやりたいのか迷ってしまうときもある。 実際に僕もそうでした。 そんな時は、しっかりと自己分析をして、「コレだ」と思える自分の強みを見つけください。 そして、自分が本当にやりたいことをどんどん追究していきましょう!