個性豊かな

仲間から

刺激を受けながら、

舞台美術の

仕事をめざす。

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PEOPLE029
武藤 あやみAYAMI MUTO
芸術学部 芸術学科
美術領域
コミュニケーションアートコース

愛知県出身
Q

名古屋芸術大学を選んだ理由は?

入学前から分野を絞らず、
幅広い素材に触れられるから。

小さい頃から図画工作が大好きで、高校も美術コースに進学。 大学ではなんとなく彫刻をやりたいな…と思いつつ、入学前から分野をひとつに絞ってしまっていいのかな?という気持ちがあって。そんなとき、名芸のアートクリエイターコースを知りました。

1年次にさまざまな素材に触れ、それから自分の専門分野を決められるところに魅力を感じたんです。 わかったことは、私はやっぱり図画工作が好きだということ。 今もその延長線で、空きビンや厚紙など身近なものを使った作品を作り続けています。

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Q

いま興味があることや、ハマッていることは?

まったく知らないアーティストの音楽を聴くこと。

私は作品のテーマやコンセプトを決めるとき、音楽の曲名や歌詞のフレーズをヒントにすることが多いんです。 好きなアーティストの曲ばかり聴いていると、その世界観に引っ張られてしまうから、あえて全然知らないアーティストの音楽を聴くようにしています。 新しい音楽との出会いもあって楽しい!

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Q

将来の夢や目標はなんですか?

舞台美術や美術セットを制作する仕事がしたい!

作品制作を通して、ふとよみがえった記憶があるんです。 物心ついた頃に初めて見に行った『赤ずきん』の劇で舞台美術を目にして、「ここで遊びたい!」と思ったこと。 昔の自分が夢見たことを実現できたら、当時の私はどれだけ喜ぶんだろう…。 そんな想いで、夢に向かって邁進中です。

Q

尊敬しているアーティストはいますか?

ミニチュア写真家の
田中達也さん。

NHKの連続テレビ小説『ひよっこ』のタイトルバックを手がけて話題になった写真家さんです。 歯ブラシなどの既製品を自然に作中に取り込んでいて、「これをこう使うか!」と感心してしまうほど。 ぜひ1度見てほしいです!

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Q

この大学をめざしている後輩にメッセージを!

好奇心とやる気があれば、やりたいことが見つかるはず!

ちょっとした好奇心がものづくりにつながることを、まさに今、実感中。 例えば私の場合、大型書店のディスプレイや田んぼアートのデザイン提案など、おもしろそうだと思った学外プロジェクトに積極的に参加してきました。 その結果、異なる学年の仲間から自分にはない発想やスキルを吸収できたり、社会の中で求められるアートを考えるきっかけになったんです。

ひとつアドバイスするならば、好奇心を作品制作につなげるには、絶対にやる気が必要だということ。 やりたいことが明確じゃなくても、好奇心とやる気さえあれば、おのずと見つかると思います!