映像の世界で、

自分にしか

できない表現を

確立させたい。

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PEOPLE023
山田 幸SAKI YAMADA
芸術学部 芸術学科
デザイン領域
メディアデザインコース 2019年度卒業

愛知県出身
Q

名古屋芸術大学を選んだ理由は?

幅広い領域のデザインを学んだうえで、映像の道へ進みたかったから。

中学の頃からアニメーションやPVを独学で制作していて、映像の分野へ進もうと決めていました。 でも、「クリエイティブをめざす者として、幅広い領域のデザインにふれておくべきだ」という考えがあり、1年次にファンデーションのある名芸を選びました。

私にとっては、立体造形など初めて体験することばかり。 当初はクオリティの低いものしか作れませんでした。 それでも真剣に取り組めば、興味のないことも、不得意なことも、達成感を得られるし自分の身になる。 それが一番の学びになりました。

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Q

いま興味があることや、ハマッていることは?

フィナンシェを食べ比べて記録すること。

ここに書くまでもない趣味なのですが、地味に3年くらい継続中(笑)。 有名店からコンビニまで、いろいろなお店のフィナンシェを食べ比べ、メモアプリに記録しています。 みんなが目を向けないものに注目してみたら、意外なアイデアを引き出すヒントになるんじゃないかな、と思っているんです。

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Q

将来の夢や目標はなんですか?

ナンバーワンではなく、
オンリーワンの存在をめざす。

卒業後は、東京の映像制作会社でエディター(映像編集技師)として働くことが決まりました。 言われたことをこなすだけでなく、自分から新たな表現方法を探り、創造していきたい。 そして、私にしかできない表現を求められる人材になりたいです。

Q

尊敬しているアーティストはいますか?

日本の映像製作チーム、「Hurray!」。

手描きアニメや3DCG、モーショングラフィックを使ったメッセージ性の高い映像を制作しているチームです。 映像ならではの表現を駆使して作られた作品の数々には、私が映像表現に魅了される要素が詰まっている…と感じさせられます。

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Q

この大学をめざしている後輩にメッセージを!

ぜひ興味の幅を広げて学校生活を過ごしてください!

私は、自分が興味のある映像表現だけでなく、映像とは直接関係のない課題も納得するまで突き詰めてきました。 そのおかげで、マルチメディアでものづくりをする能力を磨けたと思います。 例えば、名刺のデザインと同じ世界観で、自己紹介のモーショングラフィックスを作ったり。 手描きアニメーションから派生したプロジェクションマッピングを制作したり。 幅広い分野にふれられる名芸だからこそ、想像以上の出会いや結果につながったと思っています。