名古屋芸術大学を選んだ理由は?
子どもの頃から歌うことが大好き。中・高校は合唱に親しみ、高校2年の時、本格的に声楽を始めました。名芸を選んだのは、私が高校時代から師事している大下久深子先生が、名芸の客員教授を務めていらっしゃったから。
そしてもうひとつ、名芸では自分が師事する先生だけでなく、多彩な経歴を持つ先生から特別レッスンを受けられる点も決め手でした。
1〜2年次からドイツ歌曲や日本歌曲を専門的に学ぶ機会があり、歌唱力はもちろん幅広い表現力を磨けたと感じています。
いま興味があることや、ハマッていることは?
音楽を始めてから、演奏会でお花をいただく機会が多く、それがきっかけでお花に目覚めました。そこに一輪あるだけで、気持ちを明るくしてくれる。そんなお花のように人を楽しませ、歌い手として魅力的な香りを放てるような女性なりたいです。
将来の夢や目標はなんですか?
将来は、クラシック音楽の本場で活躍できる歌手をめざしながら、日本歌曲のすばらしさをひとりでも多くの人に伝えていきたいと思っています。日本人であることを誇りに思い、古くから歌い継がれてきた名曲も、今の時代の新しい曲も、大切に歌っていきたいです。
尊敬しているアーティストはいますか?
長年にわたってご指導いただいた大下久深子先生です。ドイツで20年、オペラ歌手として活躍したキャリアをお持ちのすばらしい先生。歌はもちろん、その生き方や華やかなオーラにも憧れています。私も大下先生のように、たくさんの人にパワーを与えられる歌い手になりたいです。
この大学をめざしている後輩にメッセージを!
名芸には、クラシック音楽だけではなく、多彩なジャンルの音楽を学ぶ学生がいます。ポップスやロックなど、自分とは音楽性の異なる友達から刺激を受けるのは楽しいし、音楽的な視野も広がったと思います。また、先生と学生の距離が近く、さまざまな先生の価値観にふれることができるのも名芸ならでは。すばらしい仲間や先生にたくさん出会えたことは、私にとってかけがえのない財産です!