ひとつの布が

完成した時の

喜びと達成感が、

制作の原動力に。


全身写真
PEOPLE019
畭 絵美里EMIRI HARI
芸術学部 芸術学科
デザイン領域
テキスタイルデザインコース

岐阜県出身
Q

名古屋芸術大学を選んだ理由は?

テキスタイルを中心に、さまざまなデザインを学べるから。

デザイン画を学びたくて、高校は服飾デザイン科へ進学。次第に服やテキスタイルにも興味が広がり、自分が将来、何をしたいのか迷っていたときに出会ったのが名芸です。

1年次のファンデーションを経てから、コースを選択できるのがとても魅力的でした。1年間、平面から立体まであらゆるデザインをじっくり学び、「やっぱり私は布が大好きなんだ!」と改めて実感。自分と向き合う時間を経験でき、この大学を選んでよかったと思っています。

インタビュー写真
Q

いま興味があることや、ハマッていることは?

アクションや推理系の映画観賞と、糸集めです。

観ていてハラハラ、ドキドキする映画が大好き。まるで自分がその世界に入り込んだかのように、夢中になれる感覚がたまりません。糸は、ファンシーで面白いものを中心に集めています。糸に囲まれているだけで癒されるし、「今度はこの糸で布を織ってみよう」と考えながら選ぶのも楽しい!

インタビュー写真
Q

将来の夢や目標はなんですか?

テキスタイルデザイナーとして、織物の魅力を伝えたい。

名芸では、デザインから実際の布になるまでのプロセスを、さまざまな技法で経験しました。布は、糸を1本変えるだけで雰囲気が変わるし、織り方や加工によっても風合いが変化します。自分の理想を表現するために試行錯誤を繰り返し、ひとつの布を完成させる。その時の喜びや達成感は、何ものにも代えがたいもの。テキスタイルデザイナーになって、見た人に素敵だと思ってもらえる布を作りたいです。

Q

尊敬しているアーティストはいますか?

イラストレーターとして活躍する父と祖父です。

小さな頃から、父と祖父が描く絵に囲まれて育ちました。自分が大好きなことを仕事にしていて、心から尊敬しています。ふたりの存在のおかげで、自分もデザインの魅力に目覚めることができ、とても感謝しています。

インタビュー写真
Q

この大学をめざしている後輩にメッセージを!

いま好きなことを、これからも続けてください!

私は子どもの頃から絵を描くことが好きで、高校ではデザイン画、大学では布やテキスタイルと、その時々で興味を持ったことをとことん掘り下げてきました。そういった経験の積み重ねが、いまの自分につながっていると感じています。みなさんも、「好きだ」と思えることを大切に続けていってほしいです!