音楽の専門知識を

武器に、

世界に通用する

ビートボクサーになる。

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PEOPLE016
稲熊 悠人YUTO INAGUMA
芸術学部 芸術学科
音楽領域
音楽総合コース

愛知県出身
Q

名古屋芸術大学を選んだ理由は?

音楽活動に必要な録音の技術と作曲を学ぶため。

高校3年の時に始めたヒューマンビートボックス。 口から出る音をサンプリング(録音)してエフェクトをかけ、ベースやドラム、コーラスなどの音をすべて1人で再現する技法のことです。 音楽の知識がないまま独学で始めたので、きちんと基礎から学びたくて。

現在はサウンドメディア・コンポジションコースで、作曲やレコーディングを勉強しています。 ビートボックスはパフォーマンスが注目されがちですが、それだけでは世界に通用しません。 専門的な知識と技術を身につけて、プロとして活動していきたいと思っています。

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Q

いま興味があることや、ハマッていることは?

ジャンル問わず、いろいろな音楽を聴くこと。

自分が手がけるのはビートボックスやEDMの楽曲がメインですが、バンド系の音楽からオーケストラまで、なんでも聴きます。 作曲の幅を広げるために、インプットは欠かせないからです。 気になった音やメロディはメモして、楽曲制作のためにストックしています。

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Q

将来の夢や目標はなんですか?

学生のうちにデカい功績を残すこと。 目標はアジア大会優勝。

2年生の夏、渋谷で開催された「Loop Station Beatbox Battle × DJ Battle」という大会で優勝。 サンプリングマシンを駆使して演奏するLoop Station部門で日本一になりました。
でも、同じ年に挑んだアジア大会では惜しくもベスト4に終わったので、3年生では優勝したい。 そしていつかは、世界大会で優勝するのが夢です。

Q

尊敬しているアーティストはいますか?

世界的に有名なビートボクサーのGene Shinozakiさん。

ビートボックス界で天才と言われていて、世界大会で2年連続優勝を果たしたすごい人。 サンプラーやギターなどの楽器を織り交ぜて作る曲が、めちゃめちゃカッコいいんです! 僕的には「ビートボックスの完成形はコレだ」と思っています。

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Q

この大学をめざしている後輩にメッセージを!

ゼロからのスタートでも、必ず成長できます。

僕は楽譜も読めないし、和音も知らない知識ゼロの状態で、音楽総合コースに入りました。 1年生の時はイチからしっかり教えてもらえるので、必死に勉強して、自主練をがんばって、なんとか形になってきたなと思っています。 今ではベースも弾けるようになり、楽曲制作の幅が広がりました。

学外では「Hoguma」という名前で音楽活動をしているのですが、先生たちに相談すると、自分では考えつかないようなアドバイスをくれるんです。 ゼロから始める人でも、安心して学べる環境だと思います。