演劇の世界観を

観客の最初の体感は

舞台美術。

舞台を創り上げて

演技や演出をサポートしたい。

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PEOPLE125
山本 翔太SHOUTA YAMAMOTO
芸術学部 芸術学科
舞台芸術領域
舞台美術コース

岐阜県出身
Q

名古屋芸術大学を選んだ理由は?

趣味ではなく本格的に舞台美術を究めるために。

高校で演劇部に所属し、舞台美術を作ってきました。舞台を観るのも好きで、ずっと演劇に関わっていたいと思いながら、演劇は趣味にして別の道での進学を検討していました。しかし、演劇部に名古屋芸術大学の学校案内が届いて「ここだ!」と直感。親や先生の後押しもあり、舞台芸術を専門に学べるコースが新設された名古屋芸術大学に決めました。

インタビュー写真
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Q

所属しているコースで力を入れていることは?

森林科の卒業生として、木工です!

高校は森林科を卒業しており、木材への愛着があるせいでしょうか。木工が大好きです。舞台美術では、スチールやプラスチックなどいろいろな素材を使って制作をするのですが、自分は木材を使うのにこだわってしまいます。動物の檻やピアノを作ったこともあるんですよ。本来木からできていないものを、本物そっくりに一から仕上げていくことに喜びを感じます。「本物みたい」「すごい!」という言葉は何より嬉しいですね。

Q

将来の夢や目標はなんですか?

観客や演者に「すげぇ!」と言わせる舞台美術を作る人になりたい。

舞台美術の制作は、演劇の世界で言えば裏方。けれど、観客が劇場に入って最初に目にし、舞台の世界観を最初に体感するものだと思うのです。演者や演出を直接的にサポートするものでもあります。木工の中でもスケールの大きなものを手掛ける魅力もあります。仕事として、舞台美術を作る人になりたい。自分を表現するのではなく、演技プランを助けつつ、観た人が驚くようなクオリティの舞台を創り上げる舞台美術家になりたいです。

Q

尊敬しているアーティストはいますか?

高校の演劇部顧問の先生です。

高校で所属していた演劇部は、全国レベルの強豪でした。その顧問が西野勇仁先生。演劇教育を広めるために高校教師となった人で、演劇に関しての知識が、とても幅広く深い。褒め上手で持ち上げ上手、多くの学びと経験の場を与えてもらいました。西野先生がいなかったら、今の自分はいなかったと思います。「強くて優しい人間になれ」という教え通りの人間になれるよう、精進しています。

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Q

この大学をめざしている後輩にメッセージを!

楽しんだ者勝ちだから、全力で楽しもう!

名古屋芸術大学での専門的な学びは、高校の部活や趣味で演劇に関わるのとは違う深め方ができていると実感しています。
音楽、美術、デザインなど、それぞれのジャンルで名古屋芸術大学を目指していると思いますが、一番を目指して楽しめる人が強いと思います。趣味や目標を同じくする仲間が多いので切磋琢磨し合えるし、「好き」という気持ちが強いほど楽しめる大学ですよ!