プロの仕事から得た

貴重な経験と目標。

舞台をつくる

セクションを学び

求められる照明家になりたい。

全身写真
PEOPLE137
石井 日凪代HINAYO ISHII
芸術学部 芸術学科
舞台芸術領域
演出空間コース

愛知県出身
Q

名古屋芸術大学を選んだ理由は?

裏方の仕事を大学で深く学びたいと思いました。

高校で演劇部に入った時、演者よりも先に裏方の仕事をやりました。それがとてもおもしろくて、演じるよりも舞台を作る方に興味が湧きました。ピンスポットが上手くなりたくて時間を忘れて練習に没頭しました。将来は照明スタッフになりたくて、舞台に関わることを一通り学べることに魅力を感じ、名古屋芸術大学に進学を決めました。

インタビュー写真
インタビュー写真
Q

所属コースで一番力を入れていることは?

総合的に舞台で求められる照明の役割と技術向上に力を入れています。

音響・照明や美術プロデュースなど舞台制作に関して一通り学びました。希望している照明だけでなく、舞台を作る他のセクションも勉強できたことで、照明に求められるものがより明確にわかったと思います。照明しか知らないと音響との兼ね合いなど見えないことも多いので、これは名芸で学ぶ大きな利点です。

Q

尊敬している人はいますか?

現役の照明フリーランスの先生。より現場に近い学びがたくさんあります。

私の理想のキャリアを歩んでいる先生です。照明会社のスタッフになって、それからフリーランスで活躍されています。試演会でも、先生の行動や持ち物に至るまで実際の現場につながるものばかり。休憩中にもオペレーションの手直しや確認をする私に、「休憩中はちゃんと休んで」と声をかけてくれました。きっとリアルな現場では、休める時はしっかり休まないと本番までもたないのだと思います。話をしていると、気持ちが楽になり前向きになれる素敵な人です。

Q

将来の夢や目標はなんですか?

照明会社に入って経験を積み、フリー転身後はマルチに活躍したいです。

ご縁あって照明プランナーさんと知り合い、お金をいただいて上演するオペレーションを初体験しました。とても緊張した初日から連日の公演を経て千秋楽を終え、多くの気づきを得ました。プランナーさんがガチガチにプラン通りにオペをしようとする私に「劇中の流れできっかけが多少前後してもいい。舞台は変化するものだから、自分のオペをしていいんだ」と声をかけてくれたんです。この経験から、演劇だけでなくミュージカルやライブなど、もっと経験を積みたいと思いました。将来は照明会社のスタッフになっていろいろな現場を経験し、技術を身につけてマルチに活躍するフリーランスになりたいです。

インタビュー写真
Q

この大学をめざしている後輩にメッセージを!

なんとなく描いていた夢が、具体化できる学校です。

夢を追いかけて進学する人も、明確な夢が定まっていない人も、新しい出会いと学びがある学校です。現役でプロとして活躍する先生から聞く話はとても刺激的だし、コースを超えて交流や情報交換もあります。やりたいことを追いかけていくと夢が具現化してくるので、不安があってもぜひ飛び込んできてください!