演劇が好きというよりも

「演劇に携わる人」が好き。

演劇人の個性を活かして

アイデアを実現させる

実行者になりたい。

全身写真
PEOPLE130
大橋 結音YUINE OHASHI
芸術学部 芸術学科
舞台芸術領域
舞台プロデュースコース

愛知県出身
Q

名古屋芸術大学を選んだ理由は?

演劇部の後輩に勧められ、他大学の経営情報学部から編入学しました。

高校時代、1年間は部活が必修でした。他に選択肢がなく選んだ演劇部ですが、裏方の仕事を経験してのめり込んだのがきっかけです。舞台監督としてタイムキーパーや事務作業を担う縁の下の力持ち的な役割が自分にとても合っていました。運営と事務という点から経営情報学部のある大学に進学して舞台関係の仕事に就きたかったのですが、想像と少し違っていて。そんな時に演劇部の後輩からこの大学を教えてもらい、編入学を決めました。

インタビュー写真
インタビュー写真
Q

所属コースで一番力を入れていることは?

チームメンバーとの交流。チームで作ることは勉強にもなるし、課題でもある。

今まで一人でやってきた舞台制作を、チームメンバーと作り上げることです。協働することで助けられることもあるし、意見がぶつかることもあります。企画を考える時に自分はありきたりな発想しか出ないけど、飛び抜けたアイデアを出す子もいる。みんなの意見をまとめて導いてくれる子もいて、私はそのアイデアを実現させていくことが好きです。メンバーの個性と得意分野を合わせて、統括していくことにおもしろさを感じています。

Q

今、ハマっていることや趣味は?

育成プロジェクトのような企画制作にハマっています。

演劇や一人芝居、弾き語りなど、自己表現をしたい人のための場を作る企画を経験しました。お客さんの「いいステージだったよ」の言葉や、何より参加者から「勉強になった、ためになった」と思ってもらえたことが嬉しいです。参加者同士の繋がりができたり、イベントを機に次の出演が決まったり、その先の道を作れることが一番のやりがいです。

Q

尊敬している人はいますか?

自分自身でできるように支えてくれた、高校の演劇部の先生です。

高校の演劇部の先生は、いつも隅っこで舞台装置を一人で作っているような、表立って指導する方ではありませんでした。ですが、人間関係が難しい思春期の生徒同士がバチバチするようなことがあっても、私がみんなをまとめられるようにきっかけを作ってくれました。演劇を教えるというより、演劇をしたい生徒を見てくれていたと思います。生徒自身ができるように立ち回ってくれたことに感謝しています。

インタビュー写真
インタビュー写真
Q

将来の夢や目標はなんですか?

一般事務員を経験して、再び舞台の世界に戻ってきたいです。

高校時代から演劇一筋だったので、一旦芸術関係から離れて一般事務職を経験し、その後にエンタメ業界のマネンジメントに戻ってきたいです。名芸に編入学する前の半年間、広告代理店でアルバイトをしました。そこで会社という組織の成り立ちや社会の仕組みを学び、自分がひと周りもふた周りも成長できたと思います。違う世界を知り視野を広げて、また舞台の世界に戻ってきます。

Q

この大学をめざしている後輩にメッセージを!

業界の最前線で働いている人からの学びは何ものにも代え難いです。

講師陣はその道のプロフェッショナルで、しかも現役で活躍されています。だからこそより最前線に近い学びが得られます。組織の中でも高い役職に就かれている方が多く、学生を育てようとしてくれているのがよくわかります。あとは思い切り学びたいことを学ぶだけ!実りある大学生活になりますよ。