子どもの個性を大切に

長所として伸ばせる

小学校の先生になりたい。

ICT化に順応し、子どもたちと

向き合う時間を作りたい。

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PEOPLE120
川島 未歩MIHO KAWASHIMA
教育学部 子ども学科
小学校教育コース
(旧 人間発達学部 子ども発達学科)
岐阜県出身
Q

名古屋芸術大学を選んだ理由は?

未就学児から小学校の繋がりが学べ、芸術系に強い点に魅力を感じました。

数ある教育系の大学は、小中学校の関連を重点的に学びます。名古屋芸術大学では未就学児から小学校の繋がりの部分が学べ、芸術分野に強く現場実習も多い点が魅力でした。焼き物が盛んな地域で育ち、粘土や絵の具で思いのまま作る自由な制作が好きで、体と心を使って子どもたちと関わりたかった。保育科の高校で学ぶなかで、言葉で対話しながら子どもたちと学んでいきたいと思い、小学校教諭を目指しています。

インタビュー写真
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Q

所属コースで一番力を入れていることは?

現場実習です。座って学ぶだけでは得られない気づきが多く、充実しています。

小学校へ出向き、実際に教壇に立たれる現役の先生と話したり子どもたちと触れ合える現場実習です。特別支援学級の子と一対一で関わらせてもらった時、教科書通りの知識しかなかった私は自分に偏見があることに気づきました。この子たちは苦手な部分が強く出てしまったり個性が強いだけで、普通学級の子どもと何ら変わらないと感じました。これは座って勉強しているだけでは気づかなかったことです。

Q

尊敬している人はいますか?

SNSで見つけた「ヘラルボニー」という福祉実験ユニットです。

偶然見つけたアーティストの作品に心を奪われました。調べていくと「ヘラルボニー」という障がいがある人たちのアート作品を世に出している団体でした。「異彩を、放て。」をコンセプトに活動されています。小学生の時に1から10の数字が書けなかった人が、大人になって数字をアートとして表現していました。無理に正しい字を書かせなくても、個性として捉えて花開く才能があるんだと思い知った感じです。

Q

将来の夢や目標はなんですか?

子どもの個性を大切に伸ばしていける小学校教諭になりたい。

子どもの個性を長所として活かせるかは、先生の関わり方が大きく影響すると思っています。実習で現場の先生を見ていても、声かけや対応が本当に大切だと感じます。子どもの根本の部分、個性を大切に伸ばしていける先生になりたいです。世界一忙しいと言われる日本の教職員ですが、外部委託の活用やICT化に順応した教員になり、子どもと向き合える時間を確保したいです。

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Q

この大学をめざしている後輩にメッセージを!

明確な夢がなくても、なりたい自分があるなら進むべき!

自分がここに来た理由が、迷ってるくらいなら飛び込んでみて、結果後悔がないならこの道は正解だったと言えると思ったから。夢や希望があるなら進むべき!自分も器用にこなせるタイプではないけれど、それでもなりたい自分、先生像があるので名芸での学びはとても充実しています。