辛かった自分の特性が

作品の特徴になった。

絵を描き始めて

これが自分だと

思えるようになりました。

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PEOPLE118
都築 真由MAYU TSUZUKI
芸術学部 芸術学科
美術領域
洋画コース

愛知県出身
Q

名古屋芸術大学を選んだ理由は?

自然が多く、静かな環境で絵が描ける学校に行きたかったから。

高校で所属した美術部の友達が絵の道を勧めてくれて、名古屋芸術大学を知りました。自分は人混みや音、光などの刺激が苦手な面がありますが、名古屋芸術大学は自然が多く静かな環境で、訪れた時にここで絵を学びたいと強く思いました。好きなように自主的にどんどん突き進んでもいい風土が自分に合っていると感じます。

インタビュー写真
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Q

所属コースで一番力を入れていることは?

表現したいものやアイデアを、どれだけ忠実に再現できるかを考えて絵を描いています。

子どもの頃から感覚が鋭く、気配や雰囲気にも敏感でした。他の人には見えていないものを感じたりと、そのせいで辛い思いをすることもありました。普通の人になりたくてあまり意思表示をしなかったのですが、絵に出合ってからは「これが私なんだ」と思えるように。感じたものを表現して評価される絵画が、私の特徴を長所に変えてくれたんです。今は絵に込めた意味を感じてもらえるよう、意識して絵を描いています。

Q

今、ハマっていることや趣味は?

音楽に立体作品、アクセサリー作りや旅行とやりたいことがいっぱいです!

挑戦したいことがたくさんあり、やれるだけのことはしまくっています(笑)。洋画コース2年の選抜展ではイベントでDJをやらせてもらい、すごく楽しかったです。引きこもり体質の私を旅行に連れ出してくれる人もいて、京都や奈良に行きました。沖縄にも行く予定でダイビングもするので、海の世界からインスピレーションを受けて作品に活かしたいと思います。

Q

尊敬している人はいますか?

グスタフ・クリムトです。抽象に具象が混ざり合う世界観が好きです。

日本でも人気の画家、クリムトです。生と死をテーマに、あの表情や表現はなかなか描けないと憧れます。美術館にも見に行ってそこで惚れ込んでしまい、画家になりたいとさらに強く思いました。背景に具体的なものを描かず、抽象に具象が混ざっているあの世界観が好きです。

インタビュー写真
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Q

将来の夢や目標はなんですか?

大学院に進んで知識や技術を高め、将来はフリーランスで生きていきたい。

フリーランスで生きていくためにも大学院に進学し、もっともっと知識や技術を得たいと思っています。まだ未熟で自分で満足いく作品を描けていません。一生に一度はもうこれで死んでもいいというくらいの、自分で納得がいく作品を描きたいです。

Q

この大学をめざしている後輩にメッセージを!

やりたいことはすぐに始めたほうがいい。小さなことから始めてみて。

やりたいことはすぐに始めたほうがいい。小さなことから始めてみて。
自分が実現したいことから逆算して行動していかないと、夢には近づけない。おすすめは小さなことから始めることです。デザイン文字を一文字描いてみたでもいい。好きなことを少しだけやるとエンジンがかかってスタートが切れますよ。