入学前の想像を超える

専門性の高さ。

充実した大学生活で

すっかり椅子に

魅せられています。

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PEOPLE127
大石 京汰KYOUTA OOISHI
芸術学部 芸術学科
デザイン領域
スペースデザインコース

静岡県出身
Q

名古屋芸術大学を選んだ理由は?

充実した工房で自主制作に注力できることを期待して。

高校の説明会で名古屋芸術大学を知りました。高校2年生くらいのころからグラフィックデザインに興味が出たり、インテリアを学びたいと思ったりしていたのでオープンキャンパスに参加。その際に工房を見学したのですが、技術員さんのレベルの高さに驚きました。ここなら自主制作にも取り組みやすい環境だと感じて受験を決めました。

インタビュー写真
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Q

いま興味があることや、ハマッていることは?

「椅子が椅子たる限界」を探ることにハマっています。

親の影響か、幼い頃からものづくりが好きでした。家具の中でも、人を支えるものであり、人が一番触れるものではないかと思う椅子への興味が尽きません。
最近は、座面の広さや素材と脚の数とのバランスがどこまでなら椅子と認識されるのか、椅子の限界を探しています。例えば、脚が3本や4本では椅子だと認識されるのに、それ以上増えると椅子とはみなされないことが、自主制作やグループ展を通してわかりました。脚が木の枝だとまた違うとか、座面の広さや素材によっても変わるなど、椅子たる限界点を見つけることに夢中です。

Q

尊敬しているアーティストはいますか?

最初に購入したい家具はイサム・ノグチのコーヒーテーブルです。

彫刻やインテリアデザインなど幅広く活躍した芸術家、イサム・ノグチです。彫刻家としての作品は大胆なのに、デザインするインテリアプロダクトはそぎ落とされたシンプルな美しさで勝負しているあたり、自分は引き算が苦手なので憧れます。自分で仕事をするようになって初めて購入する家具は彼の代表作であるコーヒーテーブルと決めています。

Q

将来の夢や目標はなんですか?

「彫刻家具作家」となり『情熱大陸』に出たい!

彫刻と家具をもっと極めたいと思い、現在は自主制作やグループ展にも力を入れています。ジュエリーを学ぶ友人との2人展は「座る彫刻と着飾る彫刻」がテーマ。彫刻を施した椅子を10脚程度出す予定です。
このままその道を進み、将来的には、活躍する人に密着するドキュメンタリー番組『情熱大陸』で特集される人になりたいです。肩書は「彫刻家具作家」といったところで!

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Q

この大学をめざしている後輩にメッセージを!

密度の高い大学生活がきっと待っています!

やっぱり、工房や技術員さんのレベルがかなり高いと実感しています。それは入学前の想像をはるかに超えており、4年間では体験しきれないのではと思うほど。環境はとても充実しているので、あとは使い方次第です。受験期と変わらない熱量で動くことができれば、かなり成長できる4年間になるのではと思っています。