ただの趣味ではなく

自分の武器だと

胸を張って言える。

小説執筆だけではなく

文字を使うスキルを学んでいます。

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PEOPLE136
亀井 萌花MOEKA KAMEI
芸術学部 芸術学科
デザイン領域
文芸ライティングコース

岐阜県出身
Q

名古屋芸術大学を選んだ理由は?

高校演劇の台本を書いて、自分の物語をもっと書いてみたいと思ったから。

子どもの頃から本を読むことが好きです。高校で入部した演劇部で演劇台本を書いたことが大きな転機でした。他者に見せるための物語を初めて書き上げて、もっと書いてみたいと思いました。演劇部では演者が足らず、舞台に立ったこともあります。こんな演出を使って、こんなストーリーを書いてみたい!など思いを巡らせ、同時にもっと技術が欲しいと思いました。

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Q

所属コースで一番力を入れていることは?

学生企画や小説を書くこと。小説執筆のおもしろさを伝えたいです。

発案・企画・制作・実施までの形にするところまでを生徒が行う学生企画です。他の学生と合作したり、先生方の対談企画などかなり自由度が高いので、逆に難しいですね。文芸コースの魅力が伝わるように、私も小説を書いています。書きたいシーンがヤマになってしまってオチに迷うことが多いので、その辺りを先生方のお力を借りたりしています。

Q

尊敬している人はいますか?

ライトノベル作家の犬村小六さん。コミックを読んで、原作とシリーズも揃えました。

最初に読んだ作品はコミカライズ版で、原作やシリーズも読んでみたいと思いました。物語は敵国に囲まれた自国からお姫様を守るといった王道物語なのですが、オチがすごく好きです。ひとえにハッピーと思えない終わり方というか、明確な答えを示さずに読者に考える余白を残す感じが刺さりました。私が文章を好きになった原点の作家さんです。

Q

将来の夢や目標はなんですか?

明確な将来のビジョンはまだないけど、在学中に自分の作品を世に出したい。

来年就職を控えていますが、明確にはまだ定まっていません。でも在学中に小説でも文章を使ったゲームでも、何らかの形で作品を世に出したいです。講義のなかでも作品公募があり、落選や結果待ちをしています。自分の作品をしばらく経ってから読み直すと、どの作品でも改善点が見つかります。もっとおもしろくなるように書き直したり、真逆の設定にして書き直したりして、自分の文体を見つけていきたいです。

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Q

この大学をめざしている後輩にメッセージを!

ただの趣味ではなく、自分の武器になる。そんな学びがここにはあります。

本を読んだり文章を書くことは、個人的な趣味の範疇を超えないでしょうか。文芸ライティングコースではみんなが小説や漫画原作、ゲームシナリオを書きたいと思っていて、ただの趣味ではなくプロフェッショナルになれるよう切磋琢磨しています。作品を作るだけでなく言葉を学ぶことで話すスキルやプレゼンテーション能力も鍛えられ、社会に出ても通用する自分の武器であると胸を張って言える学びがありますよ。