素材、質感、色使い

マテリアルの面白さに気付いたのは

幅広くデザインを学べたから。

今は、”伝える”という

難しさと楽しさを感じています。

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PEOPLE112
杉山 春花HARUKA SUGIYAMA
芸術学部 芸術学科
デザイン領域
テキスタイルデザインコース

愛知県出身
Q

名古屋芸術大学を選んだ理由は?

幅広いデザインの領域が学べる点に魅力を感じました。

高校時代に美術部と漫画研究部に所属していて、絵を描くことが好きになりました。ただ、美術やデザインと言ってもその幅は広く「デザインとは何か」を学びたくて名古屋芸術大学に入りました。1年次にはさまざまな分野が学べ、その中で木やガラスなどの異素材を合わせる課題で「私がやりたいのはこれだ!」とビビッときました。今はテキスタイルデザインコースで学んでいます。糸ひとつとっても、柔らかい素材や髪の毛のように細いものまでさまざまで、染めや織りも奥深くおもしろい世界です。

インタビュー写真
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Q

尊敬しているアーティストはいますか?

イラストレーターで漫画家のヤスダスズヒトさん。表現方法の多彩さが秀逸なんです。

私がデザインを志す入り口になった人です。ヤスダスズヒトさんが描く、人間の構造の美しさに惹かれました。特に女性美が素晴らしいんです。高校の美術部で人物デッサンがあったんですが、彼の技術の高さを感じました。表現の仕方が多彩で憧れます。

Q

将来の夢や目標はなんですか?

コミュニケーションをとり、新しいことを学んでいきたい。

人との関わりが好きなので、どんな職業に就いてもコミュニケーションをとり、新しい学びに挑戦することが目標です。以前コンペに参加した時に、職人さんと学生がコラボして布地を作り、服を仕立てたことがありました。今までは自分一人で作品を作って完結していたのですが、自分のアイデアを職人さんに伝えて協働する経験をし、人に伝える難しさと楽しさを知りました。新たな経験や深い知識を得ることは、デザインするのにも大事になると思うので、これからもたくさんの人と関わっていきたいです。

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Q

この大学をめざしている後輩にメッセージを!

明確な目標がある人も、自分の可能性を知りたい人も、視野が広がる学校です。

デザインを学びたい!と明確な目標がある人も、まだどんなことが自分に合っているのかわからない人も、視野を広げるにはとてもいい場所です。自分はこれが好きなんだ!という新発見もあります。デザインに限らず日頃からアイデアを出したり手を動かしておくと、可能性が広がりますよ!