車のデザインから

新たな興味が生まれる。

そんなカーデザインで

多くの人の

好奇心を刺激したい。

全身写真
PEOPLE131
長友 玲人REITO NAGATOMO
芸術学部 芸術学科
デザイン領域
カーデザインコース

宮崎県出身
Q

名古屋芸術大学を選んだ理由は?

自分の興味すべてを体験してから絞り込めることに魅力を感じて。

高校卒業時は、Web、広告、キャラクターなどデザイン全般に興味があり、年齢的に車も好きになり始めた時期でした。名古屋芸術大学のデザイン領域には、それぞれを専門的に学べるコースがあり、さらには1年次のデザイン・ファンデーションですべてを体験した後で専攻を決められるというカリキュラムに魅力を感じました。
1年次で出会った友だちがカーデザイン1本で、車の絵をとても楽しそうに上手に描く姿に影響を受け、カーデザインコースを選びました。

インタビュー写真
インタビュー写真
Q

一番力を入れていることは?

自分のデザインをバランス良く表現することです。

高校時代バスケ部だった自分は、長く車の絵を描き続けてきた友だちには到底かないません。しかしカーデザイナーに求められるのは画力だけではないと教わりました。自分なりに、自分らしいデザインを表現するために、パネルのデザインやモデルの作り方、話し方などのブラッシュアップを続けて、トータルバランス良くプレゼンできるよう努力してきました。その結果、クラスレビュー(展示)では2年連続選抜学生に選ばれて、とても嬉しかったです。

Q

将来の夢や目標はなんですか?

カーデザインを通じて「好奇心であふれる未来」をつくること。

車って、とても人に近いプロダクトですよね。人は、就職、仕事、結婚、出産、育児と、ライフイベントに興味が偏りがちかもしれませんが、「車で走ること」から、いろいろなことへの興味を喚起できると思うのです。セダンとミニバンと4WDとスポーツカーでは想像するシーンが全然違いますよね。ライフスタイルに合わせて車を選んでもらうのではなく、車のデザインから新しい興味に気づいてもらう…そんなカーデザイナーになりたいと思っています。

Q

尊敬しているアーティストはいますか?

アニメーション監督の新海誠さん。

2016年公開の『君の名は。』で初めて知り、それ以前の作品もたくさん観ました。昔は独特な方法での世界観やこだわりの強い作品が多く、コアなファンがつきそうな作風。最近は多くの人の心を打つことを目指し、目論見通りになっている。そのどちらからも学びが多く、尊敬しています。
ジャンルを問わず多くの芸術に触れながら吸収し、自分のカーデザインに落とし込んでいきたいと思っています。

インタビュー写真
Q

この大学をめざしている後輩にメッセージを!

他コースともつながりやすく心強いですよ。

名古屋芸術大学には、美術芸術に関する多くのコースがあり、領域の壁を越えて交流しやすい環境があります。自分自身、プレゼンのツールを作る際にテキスタイルコースの友だちに相談したこともありますし、作品作りへの姿勢という点で刺激し合える部分もあります。意見をもらったり影響を受けたりと、自分の好きなことを突き詰めるのにとても良い大学ですよ!