多彩なジャンルの

表現手法を学び

自分の好きなこと

やりたいことが

明確になった。

全身写真
PEOPLE114
炭谷 倫RIN SUMITANI
芸術学部 芸術学科
デザイン領域
メディアコミュニケーションデザインコース

愛知県出身
Q

名古屋芸術大学を選んだ理由は?

ものづくりに関わることがしたいと思ったから。

高校時代はバスケに熱中していました。どの大学へ進もうか考えた時、学問だけの専攻には興味が持てなくて。音楽が好きなので、CDのジャケット写真を見て「こういうのがつくりたい」と感じたのでデザイン系へ。
漠然と、ものづくりに関わることがしたいと思って入学した私にとって、1年次にさまざまなジャンルの表現手法を体験できる「デザイン・ファンデーション」は魅力でした。メディアコミュニケーションデザインコースに決めた理由は、先輩たちが手がけたオリジナルブックの作品に惹かれたからです。

インタビュー写真
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Q

どんなことに力を入れて学んでいますか?

言葉にフォーカスした作品づくりに取り組んでいます。

特に力を注いでいるのはブックデザインです。詩や歌詞が好きなので、言葉にフォーカスした作品をつくっていきたいと思っています。
メディアコミュニケーションデザインコースでは、ブックデザインをはじめ、パッケージ、パンフレット、映像作品、web制作、アニメーションの動かし方なども学びました。さまざまな表現手法を満遍なくできるのは魅力的です。授業でフィルムカメラにも触ったので、自分で撮った写真と言葉を組み合わせた作品も制作しました。
今は映像技術をもう少し高めたいので、実写で何か撮りたいです。ミュージックビデオのようなもので、人物は登場せず、歌詞が際立っているような作品を考えています。

Q

将来の夢や目標はなんですか?

学びを活かしてデザインの仕事がしたい!

3年次に中日新聞デジタル編集部とのコラボで、投票を啓発するWEBポスターを制作。2年次後期の愛知県をテーマにしたグループワークで、愛知県衆議院について映像で解説する作品を制作した経験を活かしました。企業から依頼を受けての制作は初めてのことだったので、とても良い勉強に。将来にも活かせると感じています。

Q

尊敬しているアーティストはいますか?

本の可能性を教えてくれたブックデザイナーの祖父江慎さん!

楳図かずおさんの単行本などを手がけている祖父江さんの作品を初めて見た時、衝撃を受けたんです。紙や色にもこだわって作品の世界観を表現していて、ずっと手に持っていたい宝物に。本でこんなにもいろいろなことができるんだと、可能性を知りました。

インタビュー写真
Q

この大学をめざしている後輩にメッセージを!

好きなデザインなどをストックしておくのがおすすめ。

いざ作品をつくるとなった時、ゼロからスタートするのはとても難しいです。私は才能があるタイプではないと自覚しているので、いいなと思ったものを覚えておいたり、メモしたりしてストック。自分がどんなものを作ってみたいのかを日頃からイメージしておくと、スムーズに進められると思います。
メディアコミュニケーションデザインコースは学びが幅広く、作品の自由度も高いです。3年次になると、好きなように制作する課題が増えます。「いいな」と思ったら、関連する他の作品も見るなどして、自分の方向性を固めていくことがおすすめです。