指揮者や演奏者に必要な

演奏スキルや

指導力はもちろん、

発信力や人柄も

もっと磨いていきたい。

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PEOPLE099
今井 翔大SHOUTA IMAI
芸術学部 芸術学科
音楽領域
ウインドアカデミーコース

長野県出身
Q

名古屋芸術大学を選んだ理由は?

バスクラリネットを専門に学べる数少ない大学だったので。

小学4年生でトランペットを始め、中学校ではブラスバンド部でクラリネットを担当。高校に入学してバスクラリネットと出合い、夢中になりました。初めは、女性に比べ肺活量が多いという理由で先輩に勧められたのがきっかけですが、その音色や音域の魅力に引き込まれました。名古屋芸術大学ではバスクラリネットを専攻できると知り、入学を決めました。

インタビュー写真
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Q

所属しているコースで、一番力を入れていることは?

指揮です。

名古屋芸術大学の音楽領域は、自分の専門の楽器だけではなく、様々な楽器の演奏法や指導法、指揮法も学べます。中でも自分は指揮が好きだと気がつきました。特にクラシック音楽は、作者にその想いを直接聞くことができないので、楽曲を考察しながら、自分なりに解釈します。それが演奏者に伝わり、思い通りの演奏をしてもらった時の感動はひとしおです。指揮者には、曲の理解力や指導力だけでなく、人間性やコミュニケーション力など様々な力が必要。それらをもっと学び磨きたいと思っています。

Q

尊敬しているアーティストはいますか?

大学で指揮の指導を受けている高谷光信先生です。

東京混声合唱団やウクライナ・チェルニーヒウフィルハーモニー交響楽団などの指揮者として活躍中の高谷光信先生。名古屋芸術大学の非常勤講師として指導を受けています。先生の実際の演奏会にお手伝いとして同行する機会がありますが、指揮者としてのスキルはもちろん、演奏者との信頼関係の作り方や、人とのつながりを大切にされる姿勢、まとめ上げる技術など、すばらしいお人柄に圧倒されっぱなし。先生に恵まれて大きな学びがあることをありがたく思います。

Q

将来の夢や目標はなんですか?

入学後、選択肢が広がったのでじっくり学びながらスキルを高めます。

指揮者にも、バスクラリネットの演奏者にも魅力を感じ、どちらに専念するかを決められずにいます。指揮者兼演奏者という複雑な立場が許されるのかもわかりませんが、音楽とつながっていたい気持ちは一貫しています。在学中はとにかく自分の興味に従って、学びを深めていこうと思っています。

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Q

この大学をめざしている後輩にメッセージを!

受け身でなく自分から食らいついていこう!

名古屋芸術大学は、先生や環境などがとても充実しています。音楽家として現役の先生方が、自身の経験に基づいた指導をしてくださいます。けれど、受け身でいても、チャンスがやってくるわけではありません。どんどん自分からくらいついて、小さな疑問を追求したり、学習意欲を高めたり、積極的に学ぶことが大切だと思います。