本場オーストリアで

体験した

初オペラに感動。

恩師のような

テノール歌手を目指して。

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PEOPLE117
安野 風斗FUUTO YASUNO
芸術学部 芸術学科
音楽領域
声楽コース

福井県出身
Q

名古屋芸術大学を選んだ理由は?

高校の先生に勧められて。

声楽を始めたのは、なんと高校3年生の秋。所属していた合唱部顧問の先生に、夏休みにオーストリアに連れていっていただき、初めて生のオペラを鑑賞しました。マイクも使わず広い会場に響く歌声に深く感動。それから選択授業で音楽を選んで発声法などを学び始め、進路を決める際にはすっかり魅了されていました。
先生の知り合いが名古屋芸術大学の講師だったことから、進学先として勧められました。オープンキャンパスに参加して、環境の充実度や指導陣の層の厚さに魅力を感じて入学を決めました。

インタビュー写真
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Q

所属しているコースで、一番力を入れていることは?

音の響きを意識しています。

空間を響かせるような声を目指しています。少し前に、理想は高いのに実力が伴わず悩んだ時期がありました。先生方に励ましていただき、とことん発声練習をしたり、歌詞の意味を理解して表現方法を考えたりと、地道な頑張りを続けています。自分の理想となる、空間を響かせるような歌声で、聴く人の心も響かせられたらいいですね。

Q

将来の夢や目標はなんですか?

指導を受けている山田正丈先生のようなテノール歌手になりたいです。

入学のきっかけとなった、高校時代の先生の知り合いである山田正丈先生。聴く人すべてを虜にするような、優しくやわらかな歌声や、舞台上でのパフォーマンスなど、尊敬の一言に尽きます。山田先生のようなテノール歌手になるべく、日々練習を重ねています。

Q

尊敬しているアーティストはいますか?

声楽家の笛田博昭さんとラッパーのちゃんみなです。

名古屋芸術大学卒業の先輩である笛田博昭さんは、2023年の「ニューイヤーオペラコンサート」を見て、その存在感というかオーラに圧倒されました。テノール歌手の大先輩としてリスペクトしています。
独自の世界観を作っているアーティストという意味では、トリリンガルラッパーのちゃんみなからも目が離せません。

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Q

この大学をめざしている後輩にメッセージを!

まるで動物園のようにいろいろなジャンルの友と出会えて刺激的です!

名古屋芸術大学は多種多様なコースがあり、その分さまざまな学生がいます。同じ芸術を志す者同士、話をすれば観点の違いによる発見が多く、とても刺激的。動物園にいるような感覚に陥るほど、個性的な仲間がたくさんいて面白いです。演奏会など実地の現場も多く、深い学びと経験ができます。