多様な表現に触れ、

みんなで取り組む

プロジェクトにも参加

たくさんの経験が

大きな力に。


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PEOPLE086
竹内 竜也TATSUYA TAKEUCHI
芸術学部 芸術学科
美術領域
アートクリエイターコース コミュニケーションアートクラス
現 コミュニケーションアートコース
愛知県出身
Q

名古屋芸術大学を選んだ理由は?

1年次にいろいろなアートに触れ、次へ進める環境だったから

幼い頃から、粘土やブロックでものをつくることが好きで、将来は美術系の仕事に就きたいと思っていました。名古屋芸術大学を選んだのは、オープンキャンパスや卒業制作展に行き、学びの内容がおもしろそうだと感じたからです。

1年次の共通カリキュラム「アート・ファンデーション」で、絵画、彫刻、ガラス、版画など、様々な分野の技法に触れてから、次に進める環境も魅力でした。

最初は漠然と「美術の道に進みたい」という感じだったので、いろいろなことに取り組んでみたかった私に合っていました。

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Q

どんなことに力を入れて学んでいますか?

人の話に耳を傾け、自分にない視点を取り入れること。

技術はやっていくうちに身に付くと思ったので、一生懸命、授業で先生方の言葉に耳を傾けていました。やはり自分にはない視点が多々あり、思いつかないクリエイティブな話に刺激され、とても勉強になります。

以前は感覚的にものをつくることが多く、テーマなどあまり考えていなかったんです。もともと人と話すことは好きなので、作品に新しい視点を取り入れ、何のためにつくるか、人からどう見えるかを意識するようになりました。

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Q

好きなアーティストはいますか?

ミュージシャンのamazarashiは作品制作の根幹に関わる存在。

聞き慣れた応援歌とは違い、すごく正直で飾らない言葉づかいが心に響きます。歌というよりも詩に近く、穴に落ちたとき、「手を差し伸べて助けるよ」といった上部だけの言葉ではなく、自分も一緒に入っていくような感じの歌詞なんです。

作品を人からどう見られるか想像した時、「きれいごとを並べたようなものより、一部の人が気づいてくれたらいい」と思いました。自分が表現したいものが見えてきたのは、amazarashiのおかげ。作品制作の根幹に関わる存在です。

Q

将来の夢や目標はなんですか?

手を動かし、ものづくりをずっと続けていきたい。

就職活動で美術系、建築やブライダルなど、いろいろな業界を見ていく中で、手を動かす「ものづくり」をずっとやっていきたいという気持ちが強くなりました。卒業後は、製品を量産する前のデザインモデルをつくったり、水族館とコラボしてガチャガチャを制作したりする企業へ。まずはそこでデジタルモデルやデザイン関連のスキルを磨くことが目標です。趣味の制作にそれらを掛け合わせ、人がワクワクするものを作っていきたいです。

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Q

この大学をめざしている後輩にメッセージを!

「好き」と「おもしろそう」を大切に。経験が力になる!

うまくいくことも、いかないこともありますが、その経験が大きな力になります。私は自分の作品制作だけでなく、産学官連携プロジェクトで大型書店のクリスマスディスプレイや、行政マスコットキャラクターの立体制作などにも積極的に参加。名古屋芸術大学での4年間を通して、たくさんのことを経験できました。
「これ楽しいな」「好きだな」「おもしろそうだな」という気持ちを大事にしてください。いい経験ができることを願っています!