ピアノは

一生続けたい。

クラシック音楽の本場

ヨーロッパへの留学や

国際コンクールなど

高みを目指して。


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PEOPLE075
小柳 さらSARA KOYANAGI
芸術学部 芸術学科
音楽領域
鍵盤楽器コース(ピアノ)

愛知県出身
Q

名古屋芸術大学を選んだ理由は?

師事していた先生にこれからも付きたいと思ったのが一番大きな理由。

高校で音楽科に進学して、ピアノの上手な人がこんなにもいるのかと、挫折にも近い思いを経験しました。そんなとき、ご縁で指導を受けられることになったのが、名古屋芸術大学の教授、中沖玲子先生でした。私の強みも弱みも理解し、引っ張って波に乗せてくださる、すばらしい指導でした。大学でも先生に師事したいと、名古屋芸術大学を選びました。パリ・エコールノルマル音楽院ディプロマ取得制度や、演奏会の多さも魅力でした。

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Q

いま興味があることや、ハマッていることは?

おいしいものを食べて寝ることです(笑)。

週末は7~8時間、平日も時間の許す限りピアノを弾いている毎日なので、空き時間は貴重。SNSなどで片っ端からおいしい物を探して食べに行きます。特にお肉が好きですね。演奏会やコンクールなどの本番前は、お肉を食べて体力をつけています。私は体が小さい上に、体全体を使った体育会系の弾き方をするので、夢中で弾き続けると体力の消耗も激しいんです。お肉を食べると心も体も満たされます!

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Q

将来の夢や目標はなんですか?

音楽が身近にある国に留学をしたい。国際コンクールに挑戦も。

小学生の頃、数年間ベルギーに住んでいたことがありますが、日本より音楽が身近にありました。毎日どこかしらでオペラの公演があったり、クラシック音楽を聴く機会が多かったり。一度はヨーロッパに留学をしたいと思っています。2022年岐阜国際音楽祭のピアノ大学生部門では1位入賞し、とてもうれしかったのですが、今後は国際的なコンクールにも挑戦してスキルを上げて、将来は、人の心を動かせる演奏家となり、ピアノは一生弾き続けたいです。

Q

尊敬しているアーティストはいますか?

2021年の「ショパン国際ピアノコンクール」で入賞された小林愛実さんです!

昨年の「第17回ショパン国際ピアノコンクール」で初めて小林さんの演奏を見て衝撃を受けました。身体は小柄ですが、それを感じさせない力強さと、1音1音を大切にするピアノに圧倒されました。今年は4位に入賞されたのですが、あの緊張感の中、繊細かつ魂のこもった音を奏でられる姿に感動しました。彼女の音楽が大好きです。

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Q

この大学をめざしている後輩にメッセージを!

自分の選択肢が広がったり、新しい世界に出合えたり、刺激的ですよ。

名古屋芸術大学は、私のように目指すところがある人にはもちろん、まだ将来について決めていない人にとっても、良い学校だと思います。音楽総合コースは、コースをまたいで興味のある科目を選び、実技科目も複数同時に選ぶことができると知って驚きました。将来への選択肢が広がりますよね。私自身、いろいろなコースの友だちが増えて、刺激的で充実した大学生活を送っていますよ。