産学連携プロジェクトで

大いなる学び。

自分の暮らしに

取り入れたくなる

デザインを目指して。


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PEOPLE066
杉浦 泰偲TAISHI SUGIURA
芸術学部 芸術学科
デザイン領域
スペースデザインコース

愛知県出身
Q

名古屋芸術大学を選んだ理由は?

高校美術部の先生に大いに影響を受けました。

高校では美術部に所属し、顧問の先生が名古屋芸術大学のスペースデザインコース出身でした。これまで接してきた美術の先生とは、指導方法が全く違ってびっくり。作品作りのコンセプト立てを大切にする先生で、ただ絵を描く練習を積むのとは違う、デザイン的な考え方だと感じました。もっと深く学びたいと思い、先生と同じコースを志望。自宅から通いやすい点や、1年次のファンデーションカリキュラムも魅力的でした。

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Q

所属コースで今一番力をいれていることはなんですか?

まさに今が佳境の産学連携プロジェクトです!

スペースデザインコースが毎年取り組んでいるカーディーラーのショールームディスプレイに、チームリーダーとして参加しています。もともと人に任せるのが苦手でグループワークには向いてないと思っていたのですが、メンバー全員が、自分の期待や予測を超えることに感動を覚えました。感性の違う一人ひとりが意見を出し合うことで完成度が上がっていく尊さも学んでいます。まさに今が佳境、完成間近なので最後までやり抜きます!

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Q

将来の夢や目標はなんですか?

つい触りたくなってしまう物を作るデザイナーになるのが目標です。

感覚的な表現なのですが、つい触ってみたくなる、無性に感じたくなるデザインをしたいと思っています。この間までは、イスや机、ソファのような、生活に関わる物を作りたいと思っていました。けれど、産学連携プロジェクトでカーディーラーのディスプレイを経験したことで、空間デザインの面白さを知り、興味が大きくなりました。どちらにしても、人々が自分の生活に取り入れてみたくなる、そんなデザインができるようになりたいと思っています。

Q

尊敬しているアーティストはいますか?

なんとなく手にした中山英之さんの模型に衝撃を受けました。

コースに入って最初に「名作住宅を10個選んで模型を複製する」という課題が出ました。当時建築家さんや有名な住宅をほとんど知らなくて、なんとなく、中山英之さんの「2004」という作品を1つに選びました。模型を作る中で、いかに計算され尽くしているかを実感し、感動したんです。空間の使い方がとにかくうまい。高低差のつけ方やデザインもすばらしい。その発見以降、大好きな建築家さんの一人になりました。

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Q

この大学をめざしている後輩にメッセージを!

作りたいもの、やりたいことをたくさん持っている方が楽しい!

名古屋芸術大学は、創作に関する設備が充実していて、工房の種類も豊富な上、コースの域を超えてそれらを利用することができます。指導してくれる先生方の専門やタイプも幅広い。作りたいものや体験してみたいことの多くが実現するので、興味や希望をいっぱい持った者勝ちだと思います。大学に入ったら、自分の所属以外のコースにもたくさん触れて、やりたいことを見つけておくといいですよ。