アメコミに夢中。

好きが高じて

趣味から特技、

学びを経て

魅力発信を続けます。


全身写真
PEOPLE085
田中 嵩人SHUUTO TANAKA
芸術学部 芸術学科
デザイン領域
イラストレーションコース

愛知県出身
Q

名古屋芸術大学を選んだ理由は?

アニメやマンガを専門的に学べるイラストレーションコースがあったから。

子どものころからマンガやアニメが大好き。少年マンガに始まり、アメリカン・コミックス(以下アメコミ)の虜になりました。表情やポーズがリアルに近いアメコミは、ヒーローが本当にいるかもしれないとワクワクさせてくれます。大好きなキャラクターを主人公にした二次創作を自分で描き始めたら、マンガを描くことにも、のめり込むように。マンガやアニメを専門的に学ぶことのできるイラストレーションコースのある名古屋芸術大学へ、迷いなく入学しました。

インタビュー写真
Q

所属コースで今一番力をいれていることはなんですか?

描くイラストの意味や意義を伝えるためのプレゼンテーションです。

イラストは、コースに所属していなくても描けるもの。だからこそ、コースで専門的に学んでいる自分たちは、なぜイラストを描くのか、そのイラストで何をしようとしているのか、明確な目的を持ち、さらにそれを伝えなければならないと教わりました。言葉にすることによって、漠然と抱いていたイメージや目的が明確になり、プレゼンテーションの大切さを実感しています。

インタビュー写真
Q

将来の夢や目標はなんですか?

アメコミヒーローの魅力発信はやめたくないと思っています。

卒業後は、3Dモデリングの会社に就職が決まっています。実は、趣味を評価されるのが怖くてマンガやアメコミを描くのは特技の域にとどめていたのですが、思い切って提出してみたら、先生に思った以上に褒めてもらって自信を持ちました。そうなると、やっぱりアメコミヒーローの魅力を広く伝えるための発信は続けたいな、と……。映画だけでなく、コミックのすばらしさも日本の皆さんにもっと知ってほしいので、自分でも描き続けて、いつか何らかの形で発表できたらいいですね。

Q

尊敬しているアーティストはいますか?

名古屋芸術大学卒業生でもあるマンガ家の堀越耕平さんです!

堀越先生の代表作『僕のヒーローアカデミア』(以下ヒロアカ)は、アニメや映画はもちろん、実写映画や舞台、ゲームにもなり、多くの人を楽しませています。堀越先生の根底にあるのは「絵を描くことが好き」という気持ちで、それを多くの人にとってのエンターテインメントとして成立するコンテンツに変えているところがすごいと思うのです。もちろん、ヒロアカの、アメコミ要素をたっぷり感じられる部分も大好きですよ。

インタビュー写真
Q

この大学をめざしている後輩にメッセージを!

面白い人との出会いや貴重な経験が待っていますよ!

名古屋芸術大学に入学して、これまで出会ったことのないようなユニークな人と知り合ったり、斬新な経験をしたりしています。クラスメート全員、絵が上手という珍しい環境にもいます(笑)。けれど、画風や描く目的などがそれぞれにあるので、ライバルというより、よい刺激となって、自分の作品作りをますます頑張れているように思います。きっと楽しい大学生活になると思いますよ!