名古屋芸術大学を選んだ理由は?
もともと名古屋芸術大学の音楽総合コースで、様々な音楽を学んでいました。2年次からダンスサークルに入り、学校行事やイベントで踊るうち、音楽以上にダンスへのめり込んでいったんです。
「もっと本格的に学びたい」「ダンスに関わる仕事に就きたい」と考え始めたタイミングで、本学にダンスパフォーマンスコースが新設されることを知りました。また1年次からやり直しになるけれど、思い切って転コースをすることに。
ヒップホップ、ジャズダンス、タップダンス、時代劇の殺陣、バレエ、コンテンポラリーダンス……。
こんなに多彩なジャンルを学べるのかと今は驚いています。
いま興味があることやハマっていることは?
スポーツブランドのナイキ、アディダス、プーマが好きで、愛知県内にある大手古着屋はすべて制覇しました。新品より低価格で手に入るうえ、誰も持っていないような珍しいものに出合えるので、古着屋めぐりで見つけることが楽しいです。
自分の専攻以外に興味のある学科はありますか?
ミュージックエンターテインメント・ディレクションコースに興味があります。照明や音響といったステージスタッフがいなければ、ダンスやミュージカルなどの公演はできません。ステージを裏から支える人への感謝の気持ちはもちろん、演出にも挑戦したいと思っているので、どのようなことを学んでいるのか気になっています。
将来の夢や目標はなんですか?
子どもたちにダンスを指導する講師のアシスタントを児童館で経験。教えることの楽しさを知りました。芸大祭やオープンキャンパスなどの学校行事では、踊るだけでなく振り付けも担当。自分の考えた振り付けで、みんなが踊る姿に感動しました。大学で学んだスタイルヒップホップを生かし、振り付けのできるダンス講師になりたいと思っています。
この大学をめざしている後輩にメッセージを!
初心者、経験者を問わず、好きな気持ちや学びへの情熱を忘れなければ、絶対に上手くいくと思います。私がダンスを始めたのはサークルに入った19歳から。スタートは遅い方ですが、ダンス歴は関係なくて、どれだけ努力できるかが重要だと思います。技術よりも観る人の心に響く表現力が大切だと実感しました。
他コースとコラボすることもあり、ミュージカルコースの公演に参加した際は、観覧に来ていた舞台関係者に声をかけていただきました。時代劇の外部公演にも参加できて、やる気さえあればチャンスも多い、充実した環境です。