ガラスという

透明で曖昧な

素材を削り出し、

自分の想いを表現。

全身写真
PEOPLE007
星野 夏実NATSUMI HOSHINO
芸術学部 芸術学科
美術領域
アートクリエイターコース ガラスクラス
2019年度卒業

愛知県出身
Q

名古屋芸術大学を選んだ理由は?

ガラス作品を制作する設備が
充実していたから。

中学の頃から興味のあったガラス工芸。 名芸は、吹きガラスやステンドグラスといった多様な技法を学ぶことができ、キルン(電気炉)などの設備も充実しています。 さらに、外部から招待した作家のデモンストレーションなどの機会が豊富。 「ここなら自分のやりたいことを実現できる」と確信し、入学を決めました。

アートクリエイターコースでは、1年次に絵画や版画、陶芸などを幅広く学び、2年次から専門分野を選ぶことができます。 実際に体験してから、自分の進む道を模索できるのも魅力だと思います。

インタビュー写真
Q

いま興味があることや、ハマッていることは?

フクロウとバレーボール。
どちらも幼い頃からの趣味です。

自分の作品にも多く登場するフクロウ。 神秘的で鋭い雰囲気なのに、もこもこと愛らしいところがたまらなく好き。 バレーボールは小学1年生からずっと続けていて、現在も大学のサークルに所属。 普段は関わりのない他学部の友達と活動できるのが楽しい!

インタビュー写真
Q

将来の夢や目標はなんですか?

作家として活動を続け、
大規模な展示会に出展したい。

大学では、ガラスに絵や模様を彫るエングレービングという技法を追究してきました。 4年間の集大成として制作した作品が、CBC主催の「二十歳の記憶展」でグランプリを受賞。
それをきっかけに、作家として活動していく可能性が生まれたので、卒業後1年間は研究生として大学に残ることに。 個展はもちろん芸術祭や海外出展も視野に入れ、精力的に創作活動を行っていきたいです。

Q

尊敬しているアーティストはいますか?

ヤノベケンジさん。
創作活動の刺激になっています。

私が美術に興味を持つきっかけになった、造形作家のヤノベケンジさん。 絵本のように可愛らしい作風なのに、社会問題へのメッセージが込められていて、気づきを与えてくれることが衝撃的でした。 私もガラスを通して、自分の想いや感情を表現していきたいです。

インタビュー写真
Q

この大学をめざしている後輩にメッセージを!

夢を夢で終わらせず、目標にして実現させましょう!

名芸では、自分が志す分野を深く掘り下げながら、いろいろな分野の仲間や先生からたくさんの刺激を受けられる環境です。 その過程で、自分の夢をはっきりと見出すことができると思います。 でも、夢は夢。 夢で終わらせるのではなく目標にし、自分を信じること。 自分を磨くこと。 そして、諦められないものとして追い続けることが、実現への道だと思います。