自分が好きなもの、

感じたことを信じる。

それが作品を

魅力的にする秘訣。

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PEOPLE002
増岡 美紀MIKI MASUOKA
芸術学部 芸術学科
美術領域
日本画コース 2019年度卒業

愛知県出身
Q

名古屋芸術大学を選んだ理由は?

「ここなら好きなことに
 没頭できそう」と
 直感したから。

高校は普通科でしっかり勉強をして、大学では好きなことをしようと決めていました。 小さい頃から絵を描くことが好きで、迷わず美術領域を選択。 高校の美術の先生から、「日本画は独特の色彩や繊細なニュアンスが魅力だよ」と聞いていたのと、日本の伝統工芸にも興味があったので、日本画コースを選びました。

入試の面談のとき、日本画の先生がすごくあったかい雰囲気で、私のポートフォリオに丁寧なアドバイスをくれて。 「ここで学びたい!」と感じたことが記憶に残っています。

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Q

いま興味があることや、ハマッていることは?

映画です。
自分の作品にも影響を与えていると思います。

映画館や自宅で、月に10本くらいは観ます。映画に込められた意味を深堀りするのはもちろん、背景のセットやカメラワークなども入念にチェック。映画ならではの構図が、いつも平面の絵を描いている私には新鮮で、作品の参考になるんです。

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Q

将来の夢や目標はなんですか?

テレビ番組のセットを
自分でデザインして形にする。

名古屋のテレビ局で大道具のアルバイトをしていた経験をいかし、テレビ番組のセットや舞台美術を制作する企業に就職します。入社後はデザインも勉強して、いつか自分がデザインした番組のセットをつくるのが夢。そして、自分自身の作品制作も続けていきたいです。好きなことを形にする時間は、私にとってのよろこびだから。

Q

尊敬しているアーティストはいますか?

いません。あえて意識してないようにしています。

ほかの人の作品は、あまり見ないようにしているんです。見たら影響を受けてしまいそうだから。それよりも、生で本物を見て、自分が感じたことを素直に表現したい。私は動物をモチーフにした作品が中心なんですが、実際に動物園に足を運ぶことも多いです。

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Q

この大学をめざしている後輩にメッセージを!

自分の好きなこと、やりたいことに突き進んでください!

技術や上手・下手にこだわらず、自分の好きなこと、やりたいことを全面に出していきましょう。名芸はそれを実現できる場所だと思います。また、学園祭やアートプロジェクトを通して、学科や専攻の異なる友達とつながれるチャンスもたくさん。気の合う友達とグループ展を開催するなど、活動の幅が広がって楽しいですよ。